ジェンダーで区切られた空間を「性器」で区切られた空間であるかのように考えたり、トランス女性が女性ジェンダーに割り当てられた空間に入ることが犯罪を増やしたりするかのように考えることは、現実に則したものではありません。(2019年3月15日)

タグ: 小宮友根 ジェンダーで区切られた空間
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ドクター差別系の反女性専用スペース系の人たちと、トランス女性が違うとすれば、前者は嫌がらせ目的で侵入していて、後者は生活の必要性から利用しているという違いだよ。(...) トランス女性で女性専用スペースを利用しているがアクセス権を奪われたら、生活できない人が出てくる(2019年3月15日)

http://archive.today/2019.03.16-054036/https://twitter.com/hinakoozaki/status/1106614412536799232
》 ドクター差別系の反女性専用スペース系の人たちと、トランス女性が違うとすれば、前者は嫌がらせ目的で侵入していて、後者は生活の必要性から利用しているという違いだよ。 他者から意図が見えないから同じように思われても、実際の目的や意図は似て非なるものなんやで。 / ドクター差別は女性専用スペースが利用できなくても生活できるが、トランス女性で女性専用スペースを利用しているがアクセス権を奪われたら、生活できない人が出てくるという想像をそろそろしたほうがいい。 / トイレで女装者を通報しようとキャンペーンを貼ると、移行中のトランスは職を失い、社会参画の場面を失っていくことになる。職を失えばパスへの道が塞がる。こういう悪循環は、terfにとっても不都合だと思うが、terfは移行中のトランス当事者をどこへ追いやるつもりなんや…
※ 利用者を女性に限定することが明示されている空間に侵入する男性はただの不審者であり、本人の意図は無関係。 ※異性装の男性の生活上の困難、「移行中のトランスは職を失い、社会参画の場面を失っていくことになる。職を失えばパスへの道が塞がる」ことは、男性の女性用エリアへの侵入を正当化しない (脅迫論法)。別の方法を考えるべきである。「パス」しさえすれば、他人の目を欺くことができれば、男性は女性用エリアを使用してもよいという社会的合意もなく、公認するべきでもない。露見しにくいことは確かだろうが、それが利己的な動機に基づく不当な侵入であることに変わりはない。
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男性脳/女性脳の区別は否定して、ペニスは膣に使う必然性があるという傾向については強調するという、terfの理論は本当に訳がわからない。(...) そういう理論的な矛盾は、理論を構築する動機がトランスジェンダー排除に特化したものだからなんじゃねーの?って疑ってしまう。(2019年3月15日)

http://archive.today/2019.07.09-195811/https://twitter.com/hinakoozaki/status/1106597955341963265
》 terfの言わんとする「物質性」とか「身体」とか「生得的な」とか「生物学的な」という言葉が、あたしにはやはりよくわからん。 この整理はU.Kの事情に詳しい人に教えてほしいと切望してる。あたしの頭では、生物学的決定論とフェミニズムの合体というのは、どうしても整理ができない現象であるから。 / 男性脳/女性脳の区別は否定して、ペニスは膣に使う必然性があるという傾向については強調するという、terfの理論は本当に訳がわからない。 女性は体力がないから家事労働に向いているという言説を否定して、その口で、男女には体力差があるという理屈とか、どう整理していいのかさっぱりわからん。 / あたしなんかは性格が捻じ曲がっているから、そういう理論的な矛盾は、理論を構築する動機がトランスジェンダー排除に特化したものだからなんじゃねーの?って疑ってしまう。 相手の意図を勘ぐっても仕方がないから、もうすこし理論的な解説が日本語でほしいところではある。 / 輸入業者のxx先生が相当なポンコツだから、理論的な一貫性や体系的な紹介が全くなされていなくて、敵対するにしても相手の背景が全く見えない中、こちらは相手の手に乗って対応している感じになっているから、どうも効率が悪い。 / 日本語話者のterfなんて、「物質性や身体性が置き去りにされている!」って言いながら、ペニスの構造とか、SRSの具体的な術式とか、そんなこと全然関心がなさそうやし、性染色体が細胞分裂にどう影響しているのか?ってことも、関心なさそうで、こういうのとの距離感をどうやったらいいのかな… / ペニスの皮のタンパク質がどうのとか、チン毛の成分はどうとか、そういう観点から差別を語ってもいいとは思うけれど、そのレベルでのミクロな身体とか物質の規定もしてないし、じゃあ、君らの言っている身体ってどういうものなの?って疑問がいつまでも解けない。 / あたしなんかは、身体そのものよりは、身体が組体操とかランニングとかダイエットとか美容整形とか、そういうレベルの規律を通じて出来上がることや、主体が規範を通じて獲得してしまうことについては関心があっても、タンパク質とか染色体とか、正直わからんのよねえ… / ま、染色体で人間というのは色々と決定されているんやろうけれど、その決定された性質がそっくりそのまま認識の中で現れているかってのは、違うんじゃないの?ってのがあたしの立場。 存在としてはそうかも知らんけど、あたしたちは社会化された後の身体しか認識できないわけやしなあ。 / で、そのレベルで差異があるにしても、行政的に必要な区分や、法律上の性差について、そこまで厳密にやらなければならないかというのも謎。 SRSなしの性別変更をそこまで強硬に反対する理由として、物質性とか身体性をなんで持ち出すのか分からんって、また振り出しに戻ってしまう…
※「男性脳/女性脳の区別は否定して、ペニスは膣に使う必然性があるという傾向については強調するという、terfの理論」 ⇒「男性脳/女性脳」は現在のところ科学的根拠が乏しく、ジェンダーステレオタイプに引きずられたニセ科学に近い。「ペニスは膣に使う必然性があるという傾向」というフレーズは、性暴力の話や「ペニスのある女性はいない」という批判に対する皮肉だと思われる。「必然性があるという傾向」はよくわからないが、事実として男女には外性器の形状に違いがあり、性犯罪加害者・被害者の男女比には非対称性がある。「男性脳/女性脳」は現時点ではニセ科学なので否定するのは当然、男女には外性器の形状に違いがあり、性犯罪加害者・被害者の男女比の非対称性があるのも事実なので、「terfの理論」は特に「訳がわからない」ところはない。 ※「女性は体力がないから家事労働に向いているという言説を否定して、その口で、男女には体力差があるという理屈」 ⇒近年トランス自認男性・女性自認男性の女子部門への参加が話題になり、「男女には体力差」、身体能力に差があるということを否定することが益々難しくなっている。「女性は体力がないから家事労働に向いているという言説」はジェンダーステレオタイプの話で、物理的身体のスペックと社会的偏見は整理がつく。性別で分けることに合理性が認められる場面と一定の社会的合意が存在する場面があるが、それ以外の場面では、性別を理由に社会的選択肢を奪うことに合理性はない。 ※「そういう理論的な矛盾は、理論を構築する動機がトランスジェンダー排除に特化したものだからなんじゃねーの?」 ⇒「理論的な矛盾」は特にない。この人にそう見えるのは、意図的に性別とジェンダーを混同しているからだと思われる。「トランスジェンダー排除に特化したもの」 というより、現時点ではまだ男女で分離して運営することに合理性がある場面が存在するというのが「動機」 。 ※「日本語話者のterfなんて、「物質性や身体性が置き去りにされている!」って言いながら、ペニスの構造とか、SRSの具体的な術式とか、そんなこと全然関心がなさそうやし、性染色体が細胞分裂にどう影響しているのか?ってことも、関心なさそう」 ⇒キモは「性別で分けるべき場面で、本人の自己申告の《ジェンダー》によって異性として扱うな」ということなので、「ペニスの構造」 「SRSの具体的な術式」 「性染色体が細胞分裂にどう影響しているのか?」は無関係。whataboutismによる難癖。 ※「ペニスの皮のタンパク質がどうのとか、チン毛の成分はどうとか、そういう観点から差別を語ってもいいとは思うけれど、そのレベルでのミクロな身体とか物質の規定もしてないし、じゃあ、君らの言っている身体ってどういうものなの?」 ⇒ジェンダーを性別と混同するなと言うに尽きる。「ペニスの皮のタンパク質」 「チン毛の成分」 「ミクロな身体とか物質の規定」は無関係。whataboutismによる難癖。 ※「ジェンダーを性別として扱うな」という批判者の主張を、生物学的決定論を主張しているかのように匂わせ、細部を列挙することで、最後までwhataboutismで逃げている。
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女は外でトイレ使うな(2019年3月16日)

archive https://archive.is/g1PqB あと単純な話、そんなに恐怖を理由に他者を排除したいなら、自分も外出にトイレ使わないで。 恐怖の責任はない人を排除するんだから、それが筋でしょ。
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残念ながら、多目的トイレ(誰でもトイレ)はどこにでもあるものではない。 だから、私は機会あるごとに、多目的トイレの増設を求めている。 すべてのTrans‐womanに女性トイレを使わせろ!などという非現実的な要求は一度もしたことがない。(2019年3月18日)

http://archive.today/2019.03.18-215856/https://twitter.com/MJunko0523/status/1107660592226037761
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性別化された公的空間へのアクセスはまた別に個別の議論が必要。例えば女性用トイレについて私自身は、シス女性、トランス女性、広義のトランスの一部(性自認は女性ではないが日常生活上の性表現はどちらかと言えば女性寄りである人々など)、トランス男性の一部は、使用可能であるべきと考える。(2019年3月19日)

タグ: 清水晶子 女性スペース 当事者の定義 ジェンダーで区切られた空間
トランスジェンダーなりトランス女性なりの定義をしたところで、様々な公的空間へのアクセスの権利が誰にあるのか、誰がアクセス可能なのか、その定義を使えば機械的に決まる、というわけではないのだけれど、そこが共有されていないのではという気はする。/ 個人的には、TGは、狭義には「誕生時に付与された性別と性自認が一致しない人、および/または、その性別と異なるジェンダー表現で日常生活を送る人」を指し、少し広く取れば伝統的なジェンダー区分にはうまく当てはまらない性自認や性表現をする人も含まれる、というのが一般的用法と理解している。/ →さらに広義には、ドラァグ・クィーン/キング、異性装者、一部のブッチ・レズビアン(日本で言えば「おネェ系」と呼ばれる人々の一部)などもTGに含まれることがある。TGの中には、身体変容を伴うトランジションを望む人もいるが、希望する/実現可能なトランジションの程度は、個別に多様。/ →トランス女性(男性)は、性自認または日常生活上の性表現が生まれた時に与えられた性別と一致しない人のうち、女性(男性)としての性自認をもつ/日常生活を送る人を指すことが多い。ただし、トランス*(広義のTG)の人々が、必ずしもトランス女性かトランス男性かに二分されるわけではない。/ →性別化された公的空間へのアクセスはまた別に個別の議論が必要。例えば女性用トイレについて私自身は、シス女性、トランス女性、広義のトランスの一部(性自認は女性ではないが日常生活上の性表現はどちらかと言えば女性寄りである人々など)、トランス男性の一部は、使用可能であるべきと考える。/ →この考えだと、女性トイレ利用者が男性トイレ利用者より多くなると予想される。そこには確実にジェンダー不平等と性的暴力の問題があるけれど、それには、一部の人を男性トイレに追いやることではなく、女子トイレや誰でもトイレの増設拡大と反性暴力の働きかけとの両面を通じて、対処するべき。
http://archive.today/2019.07.20-163127/https://twitter.com/akishmz/status/1107881744911327232
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女性として生き、女性として差別されているトランス女性は、人間的に言って、女性としか言いようがありません。(2019年3月19日)

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男性身体への恐怖を差別に変えてはいけない。(...) なにより、私たちは、もうすでにトランス女性と一緒にトイレを使っているし、(...) 現実に、多くのトランス女性は自分の身体がどう見えるかに悩み、トラブルが起こらないよう気を配って暮らしている(2019年3月19日)

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はっきりと言うわ。 俺の立場は、ジェンダー別トイレの利用においてどちらを選ぶかは、実践的には、その人のその日の状態の自己判断に任せるのが最善だと思ってる。 その最善ですら、住居侵入罪に抵触してしまうのなら、その場合は法律が間違ってる。(2019年3月20日)

http://archive.today/2020.11.23-075553/https://twitter.com/hinakoozaki/status/1108605899969445888
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現在の社会において間違いなく存在する、男性から女性に対する様々な加害の原因を特定の生殖器の形状のみに求めることで、トランス女性の身体についてそれを恐怖の対象であるかのように公の場で言及したりすることは、トランス女性への攻撃、侮辱、差別以外の何ものでもありません。やめてください。(2019年3月20日)

http://archive.today/2019.03.27-085311/https://twitter.com/Butsubutsu804/status/1108408751155900416
[同一人物による投稿]「ニーズ」概念を故意にスキップして、トランスジェンダーには「ただの異性装」も含まれる、だからトランス女性のトイレ利用を許したら「ただの女装の人」の侵入も許可されてしまうと主張するのは、繰り返しますが明らかな詭弁、悪意に基づく詭弁です。 決して、騙されてはいけません。(2019年3月24日) https://womaniswoman.whoa.jp/db/w_trans/dbv/pict/1406/
「トイレ利用についてだけ私の考えを書きます。」 https://archive.md/ibV3Q/3c41646b9fd2a046ab41170bc5572541d28c67f2.jpg ⇒「そもそも、犯罪を目的として女性用トイレに侵入する男性がいるのだとすれば、それはその男性が悪いだけであり、現実にそうした男性がこの社会に少なくない数で存在していると仮定したとしても、トランス女性がそのことで女性用トイレの利用を制限されるのは不当です。性暴力を含めた女性に対する加害の根絶を目指す取り組み、および他人の目になるべく目立たない仕方で、なおかつ安心して利用できる個室トイレ(多目的トイレ)を現在よりも多く整備することが必要ですし、その必要性は誰も否定しないと思います) が、犯罪者と区別がつかないなどといった理由からトランス女性のトイレ利用が制限されるようなことは、それが上記の取組の実質的な達成に至るまでの経過措置であるとしても正当化されえないことです。上記の取組を後押しすることと、トランス女性のトイレ利用は、本来二者択一のようなものではないはずです。なお、その取組に必要なコストは男性ふくむ全ての人によって負担されるべきでしょう。人は排泄をします。屋外で排泄ができないということは、どこにも行けないということです。あらゆる権利が合わせて制約され、生活上の福利が著しく損なわれます。なお、公共空間におけるトイレの使用と公衆浴場の利用とを同列に語る人もいるようですが、トイレで互いの外性器を目にする機会はありませんし、排泄は先の通り生活の全体に関わるものですので、それらを混同している方は切り離して考えるべきです。また、これも多くの方が指摘していることだろうと思いますが、トランス女性の外見を理由としてそのトイレ利用を制限しようとすることは、何もトラン」
※「トランス女性は女性である」 「トランス女性には女性用トイレ・女湯を使用する権利がある」といった批判される原因になった主張に言及せず、批判者の不用意な表現につけ込んで、「トランス女性」への謂れなき差別的言辞として糾弾した上に、批判されていた当初の主張を巧妙に正当化しようとしている。 ※「 「トランス女性は犯罪を目論む男性と区別がつかない」という理由でトランス女性の女性トイレの使用を制限しようとしたり、」 ⇒「トランス女性」≒トランス自認男性・女性自認男性・女装男性が女性用エリアを使用できないのは、すべての男性に求められている性悪説に基づく防犯に協力を求められているだけで、犯罪者扱いされているのではない。しかし敢えて露悪的な表現を選ぶなら、「犯罪を目論む男性と区別がつかない」と言われているのは、「トランス女性」に限らず、すべての男性がその対象になっている。「トランス女性には女性用トイレ・女湯を使用する権利がある」という主張に反論するためになされた「トランス女性は犯罪を目論む男性と区別がつかない」という表現を、「トランス女性」だけを標的にしていると切り取り、差別的言辞として攻撃の対象にしている。 ※「生殖機能の強制的な停止を目的とした外科手術を受けるべきだなどと簡単に口にしたり、そうした手術の経過がトランス女性の何らかの権利と引き換えであるかのように主張したり、」 ⇒ 「トランス女性は女性である」 「トランス女性には女性用トイレ・女湯を使用する権利がある」という主張に対して、特例法の手術要件によって境界を引こうとした表現を差別的言辞として攻撃の対象にしている。 性別適合手術は必要とする成人に受ける権利があるだけで、当然他人に強制する資格も権利もない。また法的な性別の取り扱いを変更した男性当事者は、女性用エリアを制約なく使用できるという解釈が流布し、今まで法的な性別の取り扱いの変更に手術要件が含まれていたことから、性別適合手術を終えた男性は女性用エリアを使用できるという解釈が一部の当事者の間で広まり、実践されている。当然ながら、そのような解釈はそもそも知られていないので、社会的合意もなく、女性用エリアの使用について当事者である女性の多くも同意していない。性別適合手術を「何らかの権利と引き換えであるかのように主張」している人は、批判者だけではなく、当事者にもいる。性別適合手術を経た当事者に限らず、トランス女性≒トランス自認男性・女性自認男性・女装男性が、トイレ・浴室・更衣室・寝室において現実的に困っており対応が必要なことは間違いないが、現時点では男女に分離して運営すべき施設・場面があると認めるならば、同性のみの空間を使用しにくい男性のために、女性のプライバシーおよびバウンダリーを犠牲にするべきではない。 ※「現在の社会において間違いなく存在する、男性から女性に対する様々な加害の原因を特定の生殖器の形状のみに求めることで、」 ⇒こちらも特例法の手術要件によって境界を引こうとした表現が差別的言辞として攻撃の対象になっている。「特定の生殖器の形状のみ」が「男性から女性に対する様々な加害の原因」であるはずがなく、特例法の手術要件への遵法意識に基づいて、性別適合手術を経た男性の女性用エリアの使用を拒否することが難しいと考えている人が、「少なくとも男性器による性暴力《だけ》は物理的に実行不可能である」という一点にのみ縋るように提示した境界、「せめて性別適合手術を終えた人だけにしてほしい」という要望を、嘲笑うように差別意識として曲解して攻撃している。 ※「トランス女性の身体についてそれを恐怖の対象であるかのように公の場で言及したりすることは、トランス女性への攻撃、侮辱、差別以外の何ものでもありません。」⇒性犯罪者・被害者の男女比に顕著な非対称性があるのは事実であり、犯罪統計は「シス/トランス」を区別して記録されてはいないので、トランスジェンダーではない男性に対して、特定の状況で女性よりも警戒することを認めるならば、トランスジェンダーである男性≒トランス自認男性・女性自認男性・女装男性に対しても、同じ状況で同程度の警戒を示すことを差別として糾弾するべきではない。自分や身近な人の安全のために、既存の社会通念に基づく境界・防犯対策を支持することは、トランス女性≒トランス自認男性・女性自認男性・女装男性への「攻撃、侮辱、差別」ではない。 ※「「そもそも、犯罪を目的として女性用トイレに侵入する男性がいるのだとすれば、それはその男性が悪いだけであり、現実にそうした男性がこの社会に少なくない数で存在していると仮定したとしても、トランス女性がそのことで女性用トイレの利用を制限されるのは不当です。」 ⇒性犯罪加害者・被害者の男女比の非対称性と、トイレが男女で分けられていることの防犯としての意義を無視している。男性の侵入を認知した時点で管理者か警察に知らせれば何らかの対応がなされるだろうという漠然とした信頼感がなくなることは、女性の社会生活において重大な損害である。また性犯罪加害者・被害者の男女比に非対称性が存在するのは事実だが、性犯罪者は男性の全人口に対してごくわずかであり、ほとんどの男性は性犯罪者ではない。それでも現時点では男女に分離して運営されるべき施設・場面に合理性を認めるならば、トランス女性≒トランス自認男性・女性自認男性・女装男性を例外として扱うべきではない。男性の自己申告した意図・性自認・自己表現のスタイル・性別違和または性別不合の診断書・性別適合手術を経たこと・法的性別は、女性のプライバシーおよびバウンダリーの侵害を正当化する許可証として扱われるべきではない。 ※「犯罪者と区別がつかないなどといった理由からトランス女性のトイレ利用が制限されるようなことは、それが上記の取組の実質的な達成に至るまでの経過措置であるとしても正当化されえないことです。」⇒批判者の失言を利用して、男性の女性用トイレの使用を正当化しようとしている。トランス女性≒トランス自認男性・女性自認男性・女装男性が女性用エリアを使用できないのは、すべての男性に求められている性悪説による防犯への協力を求められているだけであり、「犯罪者と区別がつかない」という露悪的な表現が向けられるとすれば、すべての男性が対象になっている。このことを「男性」に対する差別と糾弾するなら筋が通るが、特定の条件を満たした男性に対してのみ女性用トイレの使用を認める理由にはならない。 ※「トランス女性のトイレ利用は、本来二者択一のようなものではないはずです。なお、その取組に必要なコストは男性ふくむ全ての人によって負担されるべきでしょう。」」 ⇒トランス女性≒トランス自認男性・女性自認男性・女装男性のトイレ利用は、トイレが男女で分離して設置されていることの防犯上の意義からすれば、「男性用トイレか多目的トイレか」の二者択一である。トランス女性≒トランス自認男性・女性自認男性・女装男性の女性用トイレの使用を容認することは、必要なコストを女性にのみ負わせることである。 ※「屋外で排泄ができないということは、どこにも行けないということです。」 ⇒男性の女性用トイレの使用が公認されれば、女性の社会生活上の自由が大幅に制約を受ける。女性が「どこにも行けない」 ようになる。トランス女性≒トランス自認男性・女性自認男性・女装男性が安全に排泄する権利は、女性が安全に排泄する権利を侵害しない形で確保されるべきである。双方を両立できる単一の施策は存在しない。 ※「公共空間におけるトイレの使用と公衆浴場の利用とを同列に語る人もいるようですが、トイレで互いの外性器を目にする機会はありませんし、排泄は先の通り生活の全体に関わるものですので、それらを混同している方は切り離して考えるべきです。」 「トランス女性の外見を理由としてそのトイレ利用を制限しようとすること」 ⇒トイレが男女で分離して設置されていることの防犯上の意義からすれば、侵入を認知した時点で第三者に知らせれば何らかの対処がなされるだろうという信頼感が重要なので、「トイレで互いの外性器を目にする機会」がないことは無関係。「公共空間におけるトイレの使用と公衆浴場の利用」は、切り離す理由はなく、同列に考えるべきである。本人の性自認や害意は外見からはわからない。「トランス女性の外見を理由としてそのトイレ利用を制限しようとすること」を批判することは、通報を躊躇わせることになり無責任。女性に負わされる謂れのないリスクを負わせている。 ※①「トランスジェンダーの方(特にトランス女性)に対する差別的な言辞がツイッター上にあふれています。」、②「トランス女性への攻撃、侮辱、差別以外の何ものでもありません。」、③「苛烈なトランス差別が渦巻く現在の状況」、④「相当程度トランス差別に加担しているようです。」、⑤「トランスの方たちへの現在の公然の攻撃は、放置してよい限度を超えていると思います。」、⑥「トランスの方たちの命に係わる事態が発生していることを知ってしまった」、⑦「孤立すべきは差別的なアカウント群です。誇張表現ではなく、命に係わる状況ではと懸念しています。」、⑧「トランスの方が死に追いやられるようなことに私はなって欲しくありません。」 ⇒畳みかけるような悪魔化・脅迫論法。
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