私は「本質主義的ジェンダー観」の強化を憂う観点から、この声明に反対します。 生物学的な女(らしさ)のリスクを理由に、ジェンダーフリーやジェンダーニュートラルな社会を敵対視すれば、女(らしさ)を守ることそのものが人権の基盤、人権文化となり、女性の自由や社会的活動の制限がされ易くなり(2021年5月20日)
(2023年12月21日 23:51:16)
タグ: 支離滅裂 ジェンダー規範・ステレオタイプ SWASH
ジェンダー平等を阻んできたのは総じて、理屈ではなく、こうした男女の生物学的な違いというものです。女性は本質的に身体的に受傷的な宿命だと殊更に強調し、人々を不安にさせ、男女の明確な区別によってこそ女性は守られることができるんだ!と人々を駆り立ててきました。 女性は単なる個人になれず、身体的に受動的な宿命だとして固定化されることによって、なぜいつもこのようなジェンダー観の強化で女性に負わせる形になるのか。 このような、女性の人権を掘り崩すバックラッシュを放置すれば、憲法改正論議の流れに組み込まれるのは必至です。 (2023年12月21日 23:51:16)
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