「性器基準トイレ」は実行不可能であるだけでなく、問題解決にもならない。事故や病気でペニスを失った「男性」が「男性器ないから」って言って女性トイレに入ろうとしたらおかしいと思うしやはり怖いと思うのではないでしょうか。おかしいと思うならそれは性器基準で判断していないということ。(2019年7月8日)
(2024年9月16日 10:03:04)
http://archive.today/2021.09.05-113636/https://twitter.com/frroots/status/1148410339999961089 (2024年9月16日 10:03:04)
》 読解力なさすぎじゃね? / 「病気で陰茎や精巣を取ったからといって女性になるわけではない」という主張と「手術済みなら女性スペース利用してよい」という主張を同時にしてる人たち、性器の有無で性別判断してないよね。自分が持ってる「性別」の概念を考え直すきっかけにしてください。 / 通常「外から」性器は見えないのですが何を「見分け」る必要があるのでしょうか。 / 手術の有無と戸籍変更は独立の事柄なので、「戸籍変更してればOK」と言いたいならそう言うべきです。 / けれど「男性身体が怖い」「性器を取っても男性身体」と言う人が「(それ自体では外見も身体も変わらない)戸籍の変更があればOK」と同時にいうのはやはりおかしな話ですね。 / あるいは「いや戸籍の変更に至るまでにはRLEを経てきているはずだ」と言うのであればそれはもう性器が焦点ではなくなっていますし。 / さらに言えば戸籍が基準なら、戸変してないけど女性/男性としてパスして生活してるトランス女性/男性に対しても「戸籍の性のトイレを使うべき」と言うことになりますが、その非現実性、想像できないですかね。 /「AとBを同時に主張するのはおかしい」と言うと「Aを否定するなんてひどい!」と返ってくるツイッター。 それはさておきこのツイートがまさに「女/男扱い」が性器の有無にのみ依るべきではないという考えを示していますね。 / トイレにこだわる理由はふたつあります。 ひとつはそこが人間の基本的なニーズにかかわる場所であり、それゆえトランスの人の日常生活上の困難と深くかかわるから。 / もうひとつは、トイレは戸籍にも性器にもよらない性別判断が現におこなわれている場所であり、そのことを真剣に受け止めることは性別判断基準の多義性と文脈依存性を考える上での重要なきっかけとなりうるから。 / 草なんか生やして言わなくても多目的トイレの要求はトランスの人たちがしてきたこと。でもそれは性器基準なんていう実行しようのない基準を設定してトランス女性を女性トイレから追い出すためではない。 / 「性器基準トイレ」は実行不可能であるだけでなく、問題解決にもならない。事故や病気でペニスを失った「男性」が「男性器ないから」って言って女性トイレに入ろうとしたらおかしいと思うしやはり怖いと思うのではないでしょうか。おかしいと思うならそれは性器基準で判断していないということ。 (2024年9月16日 10:06:46)
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