ヘイターに発言の場を与えることがなぜ悪いのか。いい意見もあるのでは? →その、いい意見を呼び水にして賛同者を増やし、拡散されやすい優しい言葉に紛れさせてヘイトを拡散するのです。マジョリティはマイノリティへのヘイトに無頓着なので、踏みつけられる人たちは見過ごされます。(2023年12月31日)
(2024年1月2日 01:10:12)
たとえば↓このポストも、私もイイネを押そうとして、なんとなくアカウントを見に行ったら「男性器ありのままの女性に反対する署名」というトランスヘイト署名をRTする人でした。 それをわかっていて、私がこの人を毎日好意的にRTしたとしたら、傷つくのは私ではなくトランスジェンダーです。 いつも、踏みつけられ、生活を脅かされるのはマジョリティではなくマイノリティです。 無頓着でいられることこそが特権で、私のマジョリティ性なのです。 私だって、セックスワーク廃止論者や女性差別者のアカウントをフォロワーが毎日RTしてたら泣く。RTする人は傷つかないけどね。っていう話。 そして「いい記事」で賛同者を増やしたヘイターが、「これは社会に問うべき人権問題です」といって、特定の属性の人たちだけを危険視するような犬笛を吹いたり、差別を正当化する記事を「私たちが危険に晒されているのです。今こそ団結して社会に訴えないと」と被害者の顔をして言うことが、 どれだけ恐ろしいかを、やはりマジョリティは鈍感にスルーしてしまう。マイノリティはマジョリティの気持ちひとつで、簡単に危険な生き物にされてしまうのに「それは差別だ」という叫びは掬い上げられない。 それが「今」です。ヘイターに舞台を与えることはそれだけでマイノリティを抑圧する。 (2024年1月2日 01:11:16)
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